On The Road Again

GWは東京へ行き
青春時代に大好きだったけど、
22年前に解散してしまって
観れず終いだった憧れの人達のライブを観に
武道館まで行ってきました。

気持ちはすっかり20代に戻り
またコロナ自粛も落ち着いた今、
とても有意義に楽しめた時間でした。

観たかったけど観れなかったものや
行きたかったけど行けなかったこと、
体験したかったけど体験できなかったこと。

自由に生きている方だとは思いますが、
心残りなままのことには今になってやっと
積極的に関われるようになれてきました。

恥ずかしながらこの歳になって
やっと嫌なことにもNOと言えてきたし、
無礼な攻撃や言われなき悪口、
マウント気味の人間の発言等も
どんどん気にならなくなってきました。

50歳にして遅い気もしますが(苦笑)、
まだまだ修行中の未熟者なのでしょう。

憧れに触れる機会を逃さず
これからの未来へ向けての元気をもらい
いい歳を重ねていきたいと思います。

On The Road Again
再び道を歩き出すように・・・

50代になったら何かと思いますね(笑)。
頑張ります。

「ちょっと自分の金と時間を使わなきゃいかんのやないけ?」

鮎川誠さんの追悼企画された音楽雑誌
ギターマガジンを読んでいたら
改めていろんな言葉が胸に刺さりました。

私は高校2年の時に
来日したことがきっかけで17歳から
ローリングストーンズが好きになり、

19歳の予備校生時代に
たまたま読んだ雑誌 宝島に
日本の古いロックが特集されていて
それがきっかけで鮎川誠さん世代の
日本のロッククラシックを知りました。

当時は神戸三宮の予備校に行ってたので
三ノ宮にあるCDレンタルや
元町の高架下でCDを漁り
勉強そっちのけでひたすら
音楽ばかり聴いてました(笑)。
(19歳の俺、勉強しろ!)

その世代の音楽を聴いてると
どうやら私の好きなロックやソウル、R&Bは
ブルースとやらを経て生まれたみたいで、

それならばブルースをちゃんと通過しないと
ロックとか分からないのかな?と思い
ブルースを聴きだしたのですが、

奥が深すぎた泥沼な世界で
未だに卒業できず、先祖返りをしたまま
50歳になってしまいました・・・。

こう言うと頭が固く融通が利かない考えと
マウントとられて言われましたが、
何事も基本やルーツを理解しないままでは
なかなか応用が出来ないのも事実。

いきなりオリジナルづくりは困難すぎ。
模倣やパクリを経ていかないと
新しいアイデアは生まれないもの。

ましてや極めたいと思うのなら
避けては通れないと思いますので、
当時、19歳の私はルーツを追うことを
避けずに生きようと決めたのです。
(だ・か・ら 19歳の俺、勉強しろ!)

今の時代は容易く情報が手に入り、
辞書も教科書も参考書を使わずとも
答えらしきものだけは
なんとなく分かるようになりました。

ただ何事もそんなに容易くわかったような
気になるものだけでは生きれないのも事実。

無駄なことは避けたほうがいいとしても
汗をかくことまで否定することは
先で大きな落とし穴がないものかと
思ってる時点で時代遅れなんでしょうか。

でもそんな若い頃に思った思いを
本の中で鮎川さんが表現してくれていました。

趣味の世界とは言え、
もやもやしていた想いを
言葉にしてくれていたので
とても胸に刺さったのです。

古臭い考えと笑う人もいるでしょうが、
自分の答は自分の中にしかないとすれば
共感してくれる人もいるのかなと思い
今回、記事にしてみました。

鮎川さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後に鮎川さんの言葉を紹介しておきます。

「・・・それから、誰にせよ
電気ギター持ってバンド作ってやるのなら、
ブルースを拝んどかなきゃいかんのやないけ?
ちゅうのはあるよね。

ちょっと自分の金と時間を
使わなきゃいかんのやないけ?っちゅうのが。

お金を払ってレコードを買う、
自分の大切な時間を少しブルースに割く。
楽してテープを人に吹き込んでもらったり、
楽してブルース聴くんじゃなくて、
自分の時間を少しはブルースに
捧げんと甘かろうぜ!
ちゅう気持ちはありますね。」

鮎川誠  1993年インタビュー
ギターマガジン2023年5月号より抜粋

「あまり売れなかったがなぜか愛しい歌」

2023年に入り1月が終わろうとした月末
私にとっては衝撃的なニュースが・・・

調べたいことがあり検索しようと
スマホを見たらギタリストの鮎川誠さんが
亡くなられたニュースが飛び込んできました。

30年以上大好きだった憧れの死に
一ファンとしてショックを受けてます・・・

音楽的要素やギターのカッコよさはもちろん、
新しいものを否定せず 何かにつけ肯定的な
その人間的な魅力と併せて大好きでした。

ご冥福をお祈りするとともに
たくさんの名曲を聴き続けていくことが
私たちができることかなと思っています。

鮎川さんが好まれたロックやブルース、
R&Bなどが私は大好きなのと同時に
歌謡曲というジャンルが大好きです。

そして歌謡曲というジャンルで
一番好きな作詞家が阿久悠さん。

鮎川さんのバンド シーナ&ロケッツで
阿久さんが詞を書いて
鮎川さんが曲を書いた歌の中に
私の大好きな曲があるので
今日はその曲を紹介します。

その曲のタイトルは
「ロックの好きなベイビー抱いて」

一般的にはネガティブに
感じられそうなテーマを
ここまでポジティブに表現されて、

切ないけど元気で明るい応援歌は
なかなか ないように思います。

阿久さん自身が
「あまり売れなかったがなぜか愛しい歌」
として紹介されていて、

その中の表現を引用させてもらえれば
「未婚の母のロッカーが
ベイビーひっかついで
未来に向かって生きている歌」

この曲を聴くと本当、
こんな世の中になって欲しいなと共感し、

阿久さんの言霊が
鮎川さんのギターに乗って
これまたシーナさんの声と
キャラがピッタリすぎて

明るく元気なんだけど
何故か泣きそうになる そんな名曲です。

阿久さんも記事の中で
「また、これから先、何かがあると、
大きく売れる可能性を持った
歌だとも思っている。」と言われてます。

失礼ながらそこまで有名な曲でもないので
こんな機会だからこそ
是非、聴いてみて欲しい・・・
そんなことを思い、書いてみました。

ロックの好きなベイビー抱いて
可愛いママが行く・・・・・・

~ロックの好きなベイビー抱いて~
作詞:阿久悠
作曲:鮎川誠

ロックの好きなベイビー抱いて
可愛いママが行く

この子が二十歳になる頃には
この世はきっとよくなっている
だから しばらく ママとおまえで
がんばろうね がんばろうね

ロックで笑うおまえを見ていると
勇気がいつもわいてくるから
愛したからおまえが出来て
愛があるから おまえを産んで

いろいろあれこれ言われたけれど
ロックでこの世がまわるまで
人間信じて がんばろうね

ロックの好きなベイビー抱いて
可愛いママが行く

まだまだ醜いこの世だけれど
やがてはいつかまともに変わる
憎み合っても 得はないから
笑っていようね 笑っていようね

ロックで眠るおまえを触れると
心がひとりで踊り出すから
愛したからおまえがここに
愛があるから おまえとともに

明日も未来も必ず来るよ
ロックで話が出来るまで
人間愛して 笑ってようね

ロックの好きなベイビー抱いて
可愛いママが行く

「雨でも降らんと野外でやる意味がなかろう」

「せっかく旅行に来たのに
あいにくの雨で残念だった・・・」

日々、過ごしていたら
天候が悪いときがあったり
電車が遅れる時があったり
目当てのお店が大行列していたり
気が滅入るような時があります。

すいている早朝に早めに行動したり
あらかじめ予約しておいたり
もちろん工夫や準備は必要で
事前に防げる努力は前提の上ですが
それでも何かと起きるものです。

待たされてイライラしたり
ムカつくこともしばしばありますが
そんな時はいつもタイトルに書いた

ブルーハーツの甲本ヒロトさんの
「雨でも降らんと~」の言葉を
頭の中で復唱するようにしています。

確かに雨がどうしても嫌なら
屋内でできることをやればいいわけで。

それでも屋外でやりたいのなら
雨のリスクは承知の上。
そんなネガティブな状況も踏まえて
楽しめるくらいの気持ちが必要。

雨が嫌なら屋内でライブをすればよく
それでも屋外でライブをするのなら
雨が降る可能性もあって当然。
それなら雨が降ったら
びしょ濡れのライブを楽しめる
そんな機会を楽しめばいい。

そんな懐の広いスタンスも持った方が
毎日、生きやすいですよね(笑)。

もちろん、そんな訳にいかない状況が
日々の中であることもわかってます。

その上で受け入れることで
有意義に楽しめるような考え方は
持っていきたいと思う
大雪が降った日の私の独り言です(笑)。

「君にサチアレ」

コロナでまた騒がしくなってきましたが、
ギリギリセーフと言うか
先日、家族で久々にライブに行ってきました。

生で鑑賞する楽しさを娘達に伝えたくて
野球や漫才など連れていっていましたが
コロナでここ2年半は自粛。
今回、久々に観に行ける機会があり
娘達は3回目のライブ鑑賞。
しかもホール鑑賞は初めてでした。

長女が吹奏楽部でバリトンサックス担当。
そんなこともあり今回観に行ったのは
「東京スカパラダイスオーケストラ」
最高のステージで、娘達も大喜びでした。

本編ラストで演奏された「君にサチアレ」
この曲は嫁いでいく娘を祝う父親目線の曲。

演奏中、舞台の背後で流れる映像が
娘が成長していく過程を映したもの。

途中、中学生くらいになった娘を連れて
家族で初めて行ったライブがスカパラって
映像を見た時に
「あっ!まさに私もこんな瞬間や!」
って気づきました。

娘達もあっちゅーまに育って
私の前から離れていくんやな…と
隣で笑顔で手拍子しながら聴いてる
娘達を見ながら思っていたら
大盛り上がりの会場とは裏腹に
1人で泣きそうになっていました(苦笑)。

父親にならせてもらって10数年。
元気に育ってくれることを
嬉しいような、寂しいような
そんな気持ちで感謝しつつ
まだまだお父さん業を
頑張らないといけないなって思った
そんな夏の夜でした。

君にサチアレ・・・・。
娘にサチアレ・・・・。
今日が一番に幸せと毎日言えますように・・・。

「Amazing Grace / 竹原ピストル」

竹原ピストルさんはソロになる前の
野狐禅時代から大好きなミュージシャン。

有名な讃美歌であるアメージンググレイスに
日本語詞をつけられカバーされています。

実質3分ほどの短い曲なんですが
初めて聴いたときはもちろん、
何回聴いてもポロポロ涙が出てきます。

歳をとったせいでしょうか…。

年老いた母や大切な家族、友人を思い出し、
いつまでも永遠でない日常に改めて感謝して
毎日を丁寧に、謙虚に、真面目に
過ごさねばと何度も思わされる曲です。
(最後にyoutube貼り付けてるので
よかったら聴いてみてください)

「歌」ってものすごい力がありますよね。

励ましてくれる曲、
勇気をくれる曲、
感謝することに気づかせてくれる曲・・・。

何歳になってもそんな曲に
まだまだ出逢えることはラッキーです。

来月50歳になるのですが、
40代の締めくくりとして
今月はいろんなことを考えたいと思います。

「MASTERS OF WAR ~戦争の親玉~」

今年のGWは3年ぶりに賑やかな感じ。
このまま元に戻ってくれたらな…。

来週にも改めて宣戦布告するといった
物騒なニュースも目にしました。
そろそろお互いの生活を尊重して
戦争もコロナも落ち着いて欲しいと
心から願っています。


約60年前に発表されたボブディランの曲
「MASTERS OF WAR  戦争の親玉」

何十年も経ち生活も環境も変わっても
人間はたいして成長もしないし
変わらないことを教えてくれます。

今の時代における本物のリーダーとは
自分の欲望から発信して導くのではなく、
周りから発信されたものを
正しい方向に導けるように
修正できる人こそを指すのかもしれませんね。

是非一度、歌詞を読んでみてください。
胸に刺さるものがあると思います。

「MASTERS OF WAR 戦争の親玉」
詞:ボブディラン

おい、戦争の親玉たち
全ての銃をつくるおまえら
死の飛行機をつくるおまえら
全ての爆弾をつくるおまえら
壁にかくれるおまえら
机の後ろにかくれるおまえら
おまえらに云いたい
おまえらの正体まる見えだよ

壊すことしかしないおまえら
おまえらはオモチャみたいに
俺の世界をもてあそぶ
俺の手に銃を握らせ
俺から隠れるが
弾丸が飛び始めたら
一目散に逃げる

ユダのように嘘つきで
戦争に勝てると信じ込ませるおまえらだが
その目ん玉も脳みそも
配水管の水のように透けて見えてるぜ

銃の引き金に手をかけさせて
他人に弾かせて後ろから見てる
死人が増えれば官邸に隠れるが
若者の血は流れて泥に埋められる
おまえらは最悪の恐怖をふりまいた
子供を産むことの恐怖
まだ産まれてない俺の赤ん坊を脅かしてる
おまえらはその静脈に流れる血にも価しない

ほんとにわかってるのか
メチャクチャなこと云ってるくせに
「お前は若い」し「バカだ」って
だけど俺にでも分かるよ
神様は絶対おまえらのことを許さないと

ひとつ質問がある
金はそんなにいいもんなのか?
それがあれば許されると思ってんのか?
そのうちわかるだろうよ
おまえらが死ぬときに有り金全部積んでも
その魂は買い戻せやしない

おまえらが先に死ねばいい
おまえらの死はもうすぐだぜ
俺はおまえらの棺桶に付いて行って
墓穴に降ろされて死ぬのを確かめる
そしておまえらの墓の上に立ち
その死をしっかり見届けてやる

「回り道に宝物がある。」

今年最後の買い漁りと目論んで
仕事の本を買いに本屋に行きました。

音楽コーナーも覗いたところ
ギタリストcharさんの本
「ロックとギターをめぐる冒険」を発見。

面白そうなので思わず購入して
買った仕事の本を読む前に読破しました(笑)。

松任谷由実さんとの対談が
掲載されていたのですがこれが面白かった。
その中に興味深い箇所があったのでご紹介。

(チャー)「でも、ストーンズもビートルズも
ひと晩に何ステージもこなして鍛えられたんだ。
それに耐えられなければやめるか、
楽しみながら進化するかのどちらかなんだよ。
いまはyoutubeの時代だから
比較的すぐに結果が出るけれど。」

(ユーミン)「回り道に宝物があるのにね、
といつも思います。」

(チャー)「さすが、姉御(笑)。
何かにぶつかって立ち止まる。
そこで、10代の少女yumingと
少年charはセンスを拾ったんだろうね。」

ムムム・・・・。
読んでて思わず唸ってしまいました(笑)。

これを説教と取るか、真実と取るかは
人それぞれでいいのですが、
私は後者と思っています。

私は浪人して大学に行かせてもらいました。
disってくる人も当時いましたが(苦笑)、
1年間、遠回りしたおかげで
かけがいのない仲間に出逢えたので
結果オーライと思っています。

期待されるも全然売れない営業マンでした。
情けない思いをいっぱいしてきましたが、
そのおかげで今の人生があります。
何故売れないか、なぜ売れるかの説明は
めちゃくちゃ上手に説明できます(笑)。

「近道は楽だけど、回り道に宝物がある。」

だからこそ人生は楽しいわけだし、
そうでないとやってられませんから♪

なかなか含蓄のある
素晴らしい言葉に出会えた機会でした。

「夢は2つ言うな。1個にしとけ。」

ブルーハーツを初めて聞いたのは中3の時。
あれから34年経った今でも聴いてます。

15歳だった子どもの頃に聴いても
49歳になった大人の今に聴いても
受け取り方は変わっていても
聴き続けることができることに驚きます。

いつの時代に聴いても、何歳で聴いても
いいものはいいのでしょうね。

そういえば小学生の頃に読んで
腹抱えて笑ってた「こち亀」の漫画本も
今、読んでも笑うもんな・・・。

Youtubeを見てたら
貼り付けたこの動画をよく見ます。
甲本ヒロト氏の飾らない言葉。

「始めた瞬間に夢は叶っている。」

『色んな人の話を聞いてると
「お前の夢は何だ?」って言うと
「バンドやってお金持ちになりたい。」とか
「バンドやって有名になりたい。」とか
2つ言うの。
1個にしとけ。』

「夢は手段でなくて、目的なんだよ。」

この歳になっても欲張ってたくさん求めて
生きてることに気づかされます(苦笑)。

中3の時から49歳の今になっても
いつも何かを気づかせてくれる人。

甲本ヒロト氏と真島昌利氏の言葉と歌詞。
我が人生のとても大事な道標の一つです。

存在感とは「うどん」で言えば出汁のようなもの

先日のFBにも書きましたが
ローリングストーンズのドラマー
チャーリーワッツが亡くなりました。

高校2年の初来日の時をきっかけに
ストーンズを知り、大好きになりました。

ストーンズは私の音楽の先生です。
初期のアルバムはカバー曲がほとんど。
古いブルースやR&B、ロックの名曲を
アルバムを通じて教えてもらい
そのルーツを知ることで
一層、音楽好きになっていきました。

そのおかげで今でも底なし沼のような
オールドブラックミュージックの虜になり
現在に至ります。

バンドってボーカルやギターといった
フロントのメンバーに注目が行き、
ドラムって軽視されがちな時もありますが
実はストーンズはチャーリーのドラムこそ
ストーンズの象徴だったりします。

ミックやキースの華やかさや楽曲も
素敵なことはもちろんなんですが、
ストーンズを「うどん」に例えたら
ミックはうどんそのもので、
キースやロニーは天ぷらやお揚げ。
チャーリーのドラムは出汁といった感じ。

でも、汁物は出汁こそ一番重要。
出汁のまずい「うどん」は「うどん」にあらず。

チャーリーがいなくなることで
あご出汁から鰹出汁に変わるくらいの変化。

なので、もしかしたらストーンズは
もうある意味終わってしまうような気がして
とても寂しく思っています。

人間関係と言うか組織、チームには
目立たないけど精神的支柱の人っていますよね?

会社なら社長やトップ営業マンが目立つけど
実はその人たちをつないでいたのは別の人で
その人の価値を誰もその時は気づかないんだけど
いなくなって初めて気づく存在感。

マスコット的な人もそうです。
いるときは皆、からかったりしてるんですが
いなくなって気づくんですよね。
いかにそのマスコットの人がチーム内の
衝突を中和していたってことに。

仕事そのものに直結していないと
そのことには気づきにくいのですが、
当事者たちがどうして
うまくいかなくなったんだろう?って時、
気づかない不振の理由の一つだったりします。
(これを絶対認めないリーダーがいかに多いか)

周りからみたらわかりにくいけど
あの人にどれだけ助けてもらっていたのか
自分の身の周りでもそんなことがよくあることに
気づかせてくれるそんな機会にもなりました。

私の好きな都都逸
~人の値打ちと 煙草の味は
煙になって わかるもの~

いなくなって気づくその人の意義、存在感。
残された方はそのことを嚙みしめて
次の世代へと繋いでいくのでしょうね。

「死んだら後は知ったこっちゃない。」と
好き勝手に生きてる人も多いです。
自分さえよければいいと…

生き方は人それぞれの価値観なんで
個々で勝手に思って生きればいいのでしょうが
残された者の為には
綺麗に生きることこそ大事だと思います。

死んだあとに
「お前の親は不義理する人だった。」
「お前の親分はしょうもない男だった。」
「お前の社長は金に汚かった。」
そんなこと言われる家族や子分、社員って
正直たまったもんじゃありません。

「我が子が可愛い」だの
「社員が大切だ」の言ってるのなら
煙になった後で値打ちのある人だったと
言われるように生きることが
金や形に残るもの以上に
残された人にとって大事な気がしています。
(池袋暴走事故にも同じことを思います)

チャーリーワッツはある意味、地味な人でした。
ただこれからは存在が実は強烈だったことに
ファンである私たちですら感じるのでしょう。

そして、その存在感の大きさを
改めて知ることになるのだと思います。

カッコいいですね。

チャーリーワッツのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。

残されたメンバー、特にキースリチャーズが
老けこまないか心配ですが
名前の如く「転がる石」のように
命尽きるまで転がり続けてくれることを
一ファンとして心より祈念申しあげます。