「許す」ということについて
男女の考え方の違いを先日、知りました。
男性の「許す」ということは
コップにたまった水を全て捨てることに近く
女性の「許す」ということは
コップのフチを上げて容量を増やすことに近い。
過去にあった嫌な出来事を
男性はリセットしてゼロになったと思い、
女性は受け入れる皿を大きくしてやり過ごす。
聞いててちょっと笑ったのですが
これって男女に限らず
人間関係ではよくあることで、
特にイジメにこれと同じことが
起きてるんじゃないかなと思います。
イジメが公になったとき
話し合いや仲裁をして解決したと思っても
イジメた方は謝ったら全てが
リセットされると都合よく思いがち。
イジメられた方は1回謝られたくらいで
解決したなんて思うわけもありません。
我慢する容量を泣く泣く増やすことで
一旦、解決したような空気を
仲裁者に有無を言わさず抑え込まれ
黙らされただけって感じがしてると思います。
これって全然解決なんかしてないですよね。
傷つけてきた方は
コップの中の水が無くなったと思わず
前と同じだけ残り続けていることを
本当に理解して以後も接していないと
何にも変わらないし、
関係性にメリットが一つも残らなければ
目の前からみんな去ってしまうことを
覚悟しておかないと人間関係って
望むようなものにはならないと思います。
もし、何かの機会で
コップの水が溢れてしまった時は
どれだけ謝っても
どれだけニンジンをちらつかせても
もう二度と関係性は元には戻らない。
イジメのような関係性もですが
日常での男女の関係性がそういうことなら
誰にでもありえる話なので
この道理だけは肝に銘じておきたいですね。
自分以外全員女性(妻、娘2人)が
家族の私の場合は特に(笑)。