ユーモアとペーソス

1月半ばと言うのに暖かい日が続きます。

年末、左耳が不調で病院に行きましたが、
年明けても違和感続くので、
違う病院にいったら、
めでたく突発性難聴と診断されて
薬を飲んでる森下です。

突発性難聴は発症してすぐ病院行けば
比較的すぐに治るようですが、
2~3週間過ぎてからだと厄介な模様。

突然なりますので、
耳に違和感感じたら仕事で行けないのを
言い訳にせず、皆様すぐ病院行ってください!

さて、今回の記事は、
ユーモアとペーソスについて。

子どもの頃、よく映画やドラマの内容を
表現するときに聞いてた表現。
「ユーモアは分かるけど、
ペーソスってなんやねん!」と
よく一人ツッコミしてましたが(笑)、
これって本当、人間としての魅力って言うか
豊かな人生を歩むのに本当必要だなと
50歳前になり、しみじみ感じています。

そもそもユーモアって言葉は
「笑い」ってニュアンスで受け取ってますが、
もうちょっと掘り下げると
「人を和ませる可笑しさ」
「上品で知的な笑い」って意味になります。

反面、「ペーソス」って言葉は
「しんみりとした哀愁」
「物悲しい感情」といった意味。

そんな2つの言葉が兼ね添えられると
「人間味溢れた奥深いもの」になります。

ユーモアが人を和ませ、
ペーソスが引き寄せる。

そんなことを読んで知ってときに
本当、腑に落ちたというか
納得した自分がいました。

くだらないことで人を笑わせることも
素敵なことですが、
そこにちょっとした意味合いというか
和ませるような何かがないと
本当、すぐ飽きてしまいます。
何回も続くとちょっと不快になる感じ。

何事にもネガティブな感情の人には
一緒にいてうんざりしてきますが、
弱さと言うか、弱みと言うか
実らない日々、報われない感情も
時として感じれないと
なんか人として響いてこない感じが
するのも実際のような気もします。

なんでも楽しいほうがいいですが、
たまにはしんみりとした時があって
メリハリがないと満足、充実しない?

私はやりたくないことだけど
やらなければいけないことは
結構、嫌がらずにやってきました。

「なんで俺が?」
若い時はしょっちゅう思ってました。

だけど、一緒にやり続けたこともあります。
それは、どうせやるなら楽しいでやろう。
周りをまきこんで、
みんなで楽しんでやろう。
そう思ってやってきました。

こんな風にやらない人が
実際は見ていてとても多いと思います。

でも、やってみたら事実、本当に楽しい!

仲間や知り合いもできて、
一緒に笑えたり、共有できる感情が増えて
ますます仲良くなります。
そして、これが人生楽しく過ごせるヒントだと
どこかで気づける瞬間がします。

損得勘定主義の人には
いつも全く理解してもらえないのですが(苦笑)、
それなりに人生を楽しんでいる私の
楽しむ秘訣はここにあると思っています。

男前に生まれたわけでもない。
背が高く生まれたわけでもない。

特に身長は後10cm高かったら
人生変わってたのに・・・・・
と他の要因は全て棚に上げ、
見ないふりして勘違いして
こっそり生きてましたが(笑)、

30歳過ぎたくらいから、
そんなことより人間として
魅力のある人になりたい。
そう思ってきました。

非を認めず強がるより、泣いたり
ごめんなさいって言える人に。

つまんないことでも意味あることは
笑って引き受けれる人に。

理解してもらえないときに
例え、それをグチりながらしたとしても、
そのグチは他人から聞いたら
ユーモアに満ちた言い方で言うように(笑)。

そう思いだせたから、
昔の友人と一層、親交が深まった。
心許せる友人にたくさん出会えた。
何より、奥さんに出逢えたと思っています。

(50歳前になって未だに
その人の見た目や生き様を安易に
ディスる人も見かけますが、
全く幸せそうでなく自業自得かと。

言ってる本人はそれはユーモアだと
勘違いしているのでしょうが、
笑えないことに気づいてほしいですね。
上から目線で偉そうに言いますが。)

なので、これからも
ユーモアとぺーソスを大事に
日々過ごしていきたいと思います。

なので、突発性難聴ちゃん。
貴方とは仲良くしづらいから
早く私の左耳から自立して旅立ってね(笑)。

「なんで俺は嫌われ者なんだ」
そう悩むかもしれないけど
私から自立したら立ち飲み屋ででも
グチも聴いてあげるから・・・。

がハハハハ。
さて、今日も頑張りましょう!!