今朝、旗当番だったので
旗を持って交差点に立っていたのですが、
短パンで行くとかなり寒かったです。
暖かい日が続いていましたが、
そう言えばもう11月なんですよね。
油断しないようにします(笑)。
昨晩あったボクシングの試合。
WBSSバンタム級トーナメント決勝戦。
テレビ観戦していましたが、
熱くなりながら観ていました(笑)。
(高校時代の友人は、
観戦に行ってたようです。羨ましい。)
相手のドネア選手が強豪とは言え、
心のどこかで早いラウンドで井上選手が
KO勝ちするかもと思っていましたが、
とんでもない。
フルラウンドの激戦でした。
若さと勢いに勝る井上選手と
年齢的にも不利?ながらも
キャリアに勝るドネア選手。
素人の私でも凄さを感じる試合でした。
もちろん技術的なことを語れるわけもなく、
専門的な知識もないので
評論家のようなことは何も言えませんが、
観てて、敗戦しましたが
ドネア選手のポジションの取り方に
とても凄いなと思いました。
昔、たぶんターザン山本氏が
「格闘技には格が存在する。
なのでリングでは格が上の選手が中央に立ち、
格が下の選手がそのまわりを
ぐるぐる回って試合が運ばれる。」
といったことを言われてました。
(これは、格さん・・・)
確かにコーナーやロープに追い詰められた時
逃げ場を失って勝敗が決まることが多いです。
ということは中央に立っている方は
相手を追いつめて攻撃もできるし、
ピンチになればどっちでも逃げられるので
圧倒的有利な試合運びができます。
逆転のカウンターもありますから
一概に言い切るのは難しいとしても
有利に試合運びができることには
間違いありません。
もしこれが正しいとすれば、
いかに試合時間の大半を
リングの中央に立っていられるかが
勝率の高い、強い選手だと思うのです。
昨日の試合では追い込まれて
ピンチに立ってもドネア選手は
切り返してリングの中央のポジションを
常に取り返していたように見えました。
例え、追い込まれても
常に好ポジションをとる試合運び。
5階級制覇されるのも納得ですね。
駆け引きが上手いその老獪さは
まるでリック・フレアーのようでした(笑)。
(わかる人だけ笑ってください。)
でもこれって人間関係やビジネスでも同じ。
強い人、結果を出す人は圧倒的に
好ポジションを最初から奪うことが上手。
有利な立ち位置から交渉を進めたほうが
勝率が高いことを知っているから
勝負はいつも最初に決めている気がします。
例えは悪いですが、
車同士の交通事故を起こしたとき、
事実はどっちが悪いかはさておいても
最初に「どこ見て運転しているんや!」と
大声で怒鳴って、さも悪かったのは向こうだと
言い切ってしまったほうが
有利になることが多いのも仕組みは同じ。
有利なポジションをとったほうが
交渉事はうまく運べることを
悪用してるわけです。
私の知り合いで交渉の時に
いつも強引に向こうのペースに持っていき、
向こうの都合がいいように運ぶ人がいました。
その人はしゃべりもうまいし、
人心掌握術にも優れているのですが、
何はさておき交渉時には
いつも相手を一人(少人数)にして
自分は大人数で最初に向かい、
自分の意見を多くの仲間に同意させてから
相手に話してくるのが常でした。
こうなったらもう最初の時点で
勝敗の9割以上は決まっていますよね。
その不利な状況をひっくり返せば
それこそ英雄ですが、
そんなに毎回上手くはいかないので、
やっぱり最初に有利な立ち位置に立つ、
ポジションの重要さを
大事にしたほうがいいわけです。
昨日のボクシングの試合も
もっと単純に楽しんだ方がいいのでしょうが、
性格上いつもいろんなことを
深読みする癖があるので、
いろんなこと思いながら観てました(笑)。
風邪気味で体調がイマイチなんで
お酒でなく、炭酸水を飲みながら・・・・
あっ!
風邪気味やのに今朝、短パンで
旗当番に立つことがアカンのや!
自ら不利なポジションに
立っていることを気づかない
私の風邪は今以上に
ひどくならないでしょうか?
そんなことは今、思う時点で
私はポジションの重要性を
全く理解してないですね(笑)。
未熟な自分を恥じて
早く体調を戻すことを優先します。