今日はクリスマス・イブですね。
娘たちにはサンタクロースが来るようで
うらやましい限りです。
ちなみに今日は家族で
クリスマスパーティーをしますが、
私は奥様より大量の唐揚げとポテトを揚げる
ミッションを頂いています(笑)。
仕事終わり次第、取り掛かります。
今月はたくさんの本を買い込み
移動中や時間をみては読書しています。
先日、ものすごい納得した言葉がありました。
組織内の色々な人の意見を聞いて、
それらをまとめて方向性を決める際に
大変なときがありませんか?
全く歩み寄ってくれない人がいたり、
自分の都合を一方的に押し付ける人がいたり、
すぐに感情的になる人がいたり・・。
そんな中でやたらと正論を
言ってくる人がいるのですが、
この人が本当、タチが悪かったりします。
ちなみに反論が正論であればあるほど
話って、こじれていくんですよね(笑)。
多少の融通性を持ってくれたら
歩み寄れあうのですが、
正論を言う人は歩み寄る気が無い人が大半。
なので、ほとんどのことが決めきれず
うやむやで終わってしまったりします。
これが会社や組織内のことなら
なかなかルールや約束ごととして決まらず
何年経っても問題として残っていることも
多いのではないでしょうか?
レス・ギブリンさんが書いた
「人望が集まる人の考え方」を読んでたら
こんな風に書いてありました。
人間関係における物の道理とは、
相手に正論を振りかざすことではなく、
相手の自尊心を満たす方法を実行することだ。
これを読んで「なるほどな~。」と
一人で感心していました。
こう言われたらその通りなんですけど
こんな簡潔な一言で伝えられることに
本当、感動すらしました。
相手に敬意がなければ
その言葉に心もなく、
上っ面の表現になってしまいます。
それが勝ち負けにこだわる姿勢が
前提であればあるほど
なかなかまとまりません。
高圧的な経営者や上司にこの傾向が強く、
それでは風通しのいい会社にもならないし
まず社員が育ちませんから。
本当、正論って難しいですね。
ここだけの話、
今まで私はこういった正論を振りかざして
聞く耳を持ってくれない人のことを
「正論バカ」(失礼)と呼んで
半ば諦めていたのですが、
これからはそんな人達に
「あなたの意見が正論であっても
それを説く前に、まずは相手を認めてあげる
大人な姿勢になってもらえませんか?」と
伝えてみようと思います。
正論を言う人は
勝ち負けにこだわる考え方な人が多いですが、
そこを非難する前に
その正論を言う人の自尊心も満たすことも
大切なわけですから。
大切なことに改めて感じられて
年末にいい気づきをもらえました。
私にとってこの気づきを強引に
自分自身への「クリスマスプレゼント」に
しようと思います。
大人のクリスマスプレゼントって
味気ないですね(笑)。
まぁ、何はともあれメリークリスマス・・・。