暑い日が続きます。
昨日は埼玉県熊谷市で、
国内最高気温41.1℃を記録。
昔は日射病に
気をつけようとか言ってましたが、
今は熱中症に気をつけないといけません。
室内でもかかるようなので
水分補給、暑さ対策には万全の注意・・・・。
ただいま、全国高校野球
地区予選の真っ只中ですね。
暑い中ですが、天気に負けじと
熱い戦いが繰り広げられています。
(真紅の大優勝旗の実物です。)
今朝のニュースで、
昔のとある試合のことを話していました。
それは9回2死最終打者を
外野フライで打ち取ったと思ったら
外野手が落球して逆転され
敗戦となった試合でした。
落球した選手は
おそらく自分を責めたでしょう。
「かわいそうやな・・・。」なんて話を
夫婦でしてました。
とはいえ、スポーツでも何でも勝負事は、
勝者がいて敗者がいるわけですから
試合のたびにこういったことは
あるわけです。
勝負は勝ってこそナンボの世界なのも
分かった上でのお話ですが、
勝負って勝利が全てというより
むしろ敗北した先に
実は勝敗を超えた何かが・・
勝負を通じて本当に学ぶべきものが
あるように思います。
チームメートのエラーで負けたとき
その選手を責めるのではなく
そのミスを受け止めれたときに
そのチームの本当の強さが
あるのではないでしょうか?
個人競技なら敗戦のあとも
立ちあがってもう一度、
挑戦できる強さかもしれません。
20年前の高校野球での
松坂大輔投手のように
決勝でノーヒットノーランで
甲子園優勝!なんていうような
最後まで勝ち続けた
マンガみたいな勝者もいます。
でも、勝負は圧倒的に
敗者のほうが多いのです。
最後まで勝ち続けることも
もちろん素晴らしいですが、
仲間のミスを責めることなく受け止めて
笑顔で労える強さこそ
最高なんじゃないか?と思うのです。
そう思えたら
最強のチームは極少数だけど、
最高のチームはチーム数だけあるわけで、
だからこそ誰しもの心にも
あるのではないでしょうか?
この仲間達とやれてよかったって台詞は
全てのチームで言える台詞なのは
そういうことなのでしょう。
こういったことを思うと
昔、好きだったある漫画の台詞が
頭をよぎるのです。
それはクローズといって
不良高校生の漫画なのですが、
熱い言葉がいっぱいで、
よく読んでました。
最終回が近づいた場面で
こんな言葉があったのです。
「たかが最強程度で
最高に勝てるわけがねーだろうが!」
この台詞って本当、奥が深いですよね。
誰しも勝者でありたいと思っているけど、
勝負に勝つことが全てって人生は
勝ち続けたとしても
思っている以上に満たされないもので、
勝利も敗北も分かち合える
仲間に出逢えたり、
負けても負けてもチャレンジし続けた
気持ちのほうが
実は大事だったりするわけです。
こういうと勝者からみたら
負け惜しみかもしれませんが(苦笑)、
負けてもそれを受け入れれたとしたら
それこそが「強さ」のように思うのです。
(ちなみにプロレスの世界では
負けたら人気が落ちる選手よりも
負けても人気が落ちない選手の方が
重宝されます。)
高校野球にはたくさんのドラマがあります。
選手たちにとって
どんな結果だったとしても
素晴らしい夏であることを
心より祈念申し上げます。
しかし、この歳になったら
ガムシャラに打ち込める若さが
羨ましいですね。
とりあえず私も今は
仕事、家事、育児に頑張ろうっと(笑)♪