最近、いろんな出張先で感じるのが
本屋さんの閉店と縮小。
数年前から減りつつはありましたが
コロナで拍車をかけて最近、更に増えた感じ。
再開発などで一旦お休みして
先で再開ということもあるようですが
絶対再開しますといった案内でもなく
どうなるかわからない感じも否めません。
本にしろCDにしろ
アマゾンでの購入機会や
ダウンロードでの購入が増加している今、
仕方ないのかもしれませんが
何度となく嘆いて恐縮しますが(苦笑)、
個人的には本当、寂しく思います。
音楽に関して言えば
「音」だけで楽しんでるわけでもなく、
ジャケットやライナー、歌詞カードも含めて
いろんな面で音楽を楽しんでいたので
やっぱり寂しい気もするんですよね。
本も欲しいものだけ買えたらいいと言うか
興味なかったジャンルの本も
不意に見かけることで興味も持ち
立ち読みすることで
新しい扉を開けていたように思います。
ムダなく効率よく生きるのも
「人生の達人」ですが
ムダを楽しんで更に意味あるものにできるのも
「人生の達人」とすれば、
私はどちらかといえば
後者の人生の達人を目指したいと思っています。
価値観は人それぞれあるので
どっちが正しいかの議論に意味はなく
どっちの考えも尊重しあえたら
世の中の考えや正義が
偏らなくていいのになと思いますがね。
遠回りしたことが
ムダだったのか、意味があったのかは
遠回りした本人が何年も何十年も経った先で
各々に判断するもの。
外野がとやかく言うものでもないのは
いっぱいチャレンジしたり
いっぱい失敗した人ほど
分かってもらえる話ではないでしょうか?
ただ私は本屋やCDショップはもちろん、
映画館や寄席、美術館や
博物館といった文化的な充実と
飲食店や服屋、文房具屋、雑貨屋などが
身近にあるような街で生きれたら
人生が豊かで楽しいだろうなと
思っているだけなんですけどね(笑)。