プロらしくルールを学び、アーティストらしくルールを壊す。

先日、読んだ本に
こんな言葉が紹介されていました。

画家ピカソの残した言葉で、
「プロらしくルールを学びなさい。
そうすればアーティストらしく
そのルールを壊すことができる。」

簡単にまとめられていますが、
「なるほどな~。」ととても感心したのです。

プロである以上、
やりたいやりたくないといった判断ではなく
やらなければならないことを
きちんとやりきらなくてはなりません。

そうしていく中で
絶対ズレていけない視点や
絶対変えてはいけない考え方を知り、
その上で新しい何かを見つけ出すことや
新しい何かを作り出すことが
アーティストらしくルールを壊していく
そんなプロの姿勢なわけです。

凄い実績を残した選手や
天才って言われている選手ほど
何歳になっても基本的な練習こそ
欠かさなかったします。
走り込みやキャッチボール、素振りなど。

例えば、打率こそ大事といった価値観を
安打数に向けたり、
草野球だったら下手くその定位置ライトを
憧れのポジションに変えたイチロー選手や
二刀流なんて絶対無理、
そんな考えを吹っ飛ばして
メジャーで本塁打王を狙う大谷選手らが
そんな何かを壊していったわけです。

イチロー選手や大谷選手といった
スーパースターのようにはできませんが、
もっと一般レベルで考えたとしても
壊してはいけないものを理解した上で
変えていっていい何かを変えていく
そんな挑戦はしていきたいですね。

庶民レベルで・・・(笑)。