ハートの強さ

今日は「野球」の話でも・・・

緊急事態宣言で今年のGWも
これといって予定もなく家で待機。

おかげで晴れの日は洗濯三昧
天気が悪い日は家の片づけして読書と
それはそれで有意義に過ごしています。

今年は阪神タイガースが開幕から好調で
ペナントレースも面白く、
家にいることが多いこともあり
ついつい野球中継を観戦しがち。

人それぞれ意見はあるでしょうが
今年の阪神の開幕からの快進撃は
ルーキー佐藤選手の存在と思っています。

鳴り物入りで入団、オープン戦でも快打連発。
大いなる期待を持ってペナントが始まるも
三振が続くスタート。
本塁打やヒットも打ちますが
最初の期待が大きい分、
プロの壁と言うか苦戦する様もあり
やっぱり厳しい世界なんだと思いました。

暫く三振が続いても全然フルスイングを
辞めない佐藤選手。
場外本塁打を打つなど大物の片鱗チラホラ。

そんな姿を見続けていると
実は佐藤選手の凄さって長打力どうこうより
三振が続いてもバットをフルスイングで
振り続けるハートの強さだと思えてきました。
エラーしても堂々としてるように
個人的には見えてしまってたりします(笑)。

どんな世界でも結果がでないと
消去的になって元気がなくなっていくもの。
売れない時の営業マンの挨拶の声が
日増しに小声になっていくことに似ています。

失敗が続いてもおおらかにミスを許す
上司や首脳陣がいる前提とは言え
ここまで姿勢を変えずに一貫できるのも
本当に凄いなと感心してしまいました。

一般的に思われがちな「明るさ」ではなく
騒がしさではない「強い明るさ」も
備わっているのでしょうね。

佐藤選手の凄さを長打力とかだけで
判断すると本質を見誤りそうですが、
ミスにも へこたれないあのハートの強さは
彼から見たら父親くらいの年齢の私でも
見てて本当、感心してしまいます。

今、世界中のスポーツの世界で
20代の日本人の若者たちが活躍しています。
我々世代から見たら信じられないレベルで。

体格や体力といったフィジカルな面もですが
おそらくメンタルな面でも
大きな差があるのでしょう。

怒って直させる時代から
叱って気づかせる時代を経て
誉めて伸ばす時代というのか・・・

どの時代にも一長一短あるとしても
今の時代の背景の良いところや見習う面は
素直にきちんと受け入れて
我が身にも染み込ませていきたいものです。