この春で社会にでて26年目。
気づけば来年50歳になります。
ハウスメーカーの新人時代の支店長と同じ歳!
時間の早さに改めて驚きます。
我々の時代は65歳?70歳?
下手したら75歳まで働いて
当たり前の時代になりましたが、
昔は60歳が定年だったのが一般的。
その考えでいくとこれからの10年が
自分にとっての集大成と言った気持ちになり
いろんなことを考えますね。
昔の先輩や学生時代の友人と話をしていても
これからの10年間を悔いなく
全力で頑張りたいね!なんて話す感じですが、
会話をし続けていると
なんだか不穏な内容になったりもします(笑)。
「今まで社長や上司に文句言われ続けて
やりたいこともできず我慢してきたんだから
悔いなくやり遂げるためにも
少しは我を通してやっていきたい。」
「最近の若い連中は、やりたいことと
やらないといけないことをごっちゃにしてる。
俺らの時代では考えられない。甘えるな。
若い連中のわがままなんか聞く気もない。」
「起業してこれまで頑張ってきた。
引退までもうすぐなんだから数年は
好き勝手にやらせてもらえないと
他人に継がせて渡すのに割が合わない。」
立ち位置や環境によっては
理解できなくもない人もいますし、
全てが違うとも言い切れませんが、
人ってゴールが見えてくると
いろんなこと思ってジタバタするのでしょう。
誰かに利用された。
誰かに安く使われた。
働いていると自分を押し殺して我慢の連続。
そんな怒りがある人もいるでしょうね。
そんな想いを最後にはどこかに捨てて
わがまま、自分勝手に生きてみよう!
他人より自分が一番かわいいわけで
これからの人生は、周りを気にせず
自分のことを優先して好き勝手に生きよう!
そう思ってしまう人も
そのように行動してしまう人も
この年齢になったら多くなるのも
分からなくもない自分がいます。
でもここで、ある話を聞いてハッとしました。
実はこういった人の行動が
「老害」の始まりなんですよ・・・・って話。
なんで言うこと聞けないお年寄りが
レジや役所や銀行の窓口で大声だすんだろう?
若い頃にあんなお年寄りにはなりたくないと
思っていたはずなのに
どこをどう間違ってあんな行動の毎日に
なってしまったんだろう?
ずっと疑問でしたが
実際は、知らず知らずのうちにその道を
シニアになる手前辺りの頃から
自ら選んでしまっていたんですね。
そのことに気づいたときに
本当、ハッとしました。
「老いては子に従え」や
「老兵は死なずただ去りゆくのみ」
(所説は様々あるようですが)
昔の人はいいことを言ってますね・・・。
これからの人生を
もうひと踏ん張りして頑張るためにも
これからの10年をどう行動していくのか
しっかり考えてみたいと思っています。
少なくとも娘たちからは
死ぬまではウザがられず
「父ちゃん、大好き~。」とは
言い続けてもらいたい
煩悩まみれの父ですので(笑)。