まだ梅雨入り前だというのに夏のような暑さ。
外を少し歩くだけで汗ばみ、
なんなら日焼けもしたりします。
もうちょっと過ごしやすい気候が
続いて欲しいと思う今日この頃です。
世界中に定められた
どんな記念日なんかより
あなたが生きている今日は
どんなに素晴らしいだろう
世界中に立てられてる
どんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日は
どんなに意味があるだろう
『Train-Train』詞:真島昌利
ブルーハーツを好きになったのが中3の時。
33年経った今でもたまに聴きたくなります。
15歳の時聴いて素敵だと思った曲を
50歳前に聴いてもいい曲だと思えること。
本当に凄いなと感心します。
子どもの頃に良かったものは
大人になったらつまらないものになりがち。
いつの時代に接しても感動できるものを
作れるのは非凡としか言いようがない。
(これは「こち亀」とかに言えるな・・・。)
そんなブルーハーツの代表曲の歌詞の一部。
これって大人になればなるほど
腹に落ちると言うか、沁みてきます。
人間、誰しも否定されるより、
肯定して欲しいと思って生きています。
でも、生きてたら
肯定されるときも
否定されるときも
無条件より条件付でされるほうが
多かったりします。
テストで100点取ったから誉められる。
契約などの結果を残したから認められる。
もちろん、そういった部分も
厳しい話、仕事や責任においては
時にはなければいけないのかもしれません。
でも、存在や人格においては、
無条件で肯定されなければいけないわけで、
そうでないとなかなか
自分でYESって言えませんし、
自分で自分を認められません。
心が病むときは、
自己否定から始まっていることも
多いのではないでしょうか?
いじめや無視が無条件の否定であるのなら
それは、何をしても認められないこと。
イジメられた方は心が折れてしまいます。
仮に、誰にでも無条件の肯定が
できなかったとしても
目の前の大切な人には言葉にして
伝えてあげるべきです。
「産まれてきてくれてありがとう。」
「傍にいてくれてありがとう。」
「毎日、生きてくれてありがとう。」
親が子どもにしてあげることは、
欲しいものを買ってあげることや
綺麗な服を着させてやること、
豪華なご飯を食べさせてやることが
一番なのではありません。
本当に一番大事なことは、
産まれてきてくれたことに
毎日、感謝してあげて
無条件に愛してあげること以外
ないのではないでしょうか?
(この絵本、最高にいい絵本です。
読んだら涙が出ます・・・・。)
仲がいいことと
慣れあうことは違います。
可愛がることと
甘やかすことは違います。
愛することも
条件付きと無条件では全然、意味が違います。
ブルーハーツの曲は
そんな無条件肯定に溢れた曲が多いから
歳を重ねて、おっさんになってから聴いても
まだ汚れなき(笑)青春時代に聴いても
胸に沁みるのでしょうね。
たぶん、文章が岡山弁なんで
ヒロト氏の発言と思いますが(笑)、
高校生のとき読んだ「ドブネズミの詩」の言葉
「幸せを手にいれるんじゃない。
幸せを感じることのできる心を
手に入れるんじゃ。」
これも未だに胸の中にペタッと
貼りついている言葉です。
いい言葉、言うよな・・・。