きちんと言葉にして伝えることの大切さ

少し前に何気にネットで見かけた話。

同棲中の女性の話だったかな・・・
掃除や洗濯など相手がしない上に
ありがとうすら言ったことがない相手。

脱ぎっぱなしの服や
散らかったままの部屋を見て
もう別れたほうがいいかなと思っていた時、
偶然彼のSNSを見つけた。

「いつもちゃんとしてくれる彼女に感謝」
そんな言葉を見かけた。
その言葉を見た時に別れようと決めた。

直接、相手に言わないと意味がない。

こんな感じの話だったと思います。
(元ネタがわからないのですみません。)

偶然SNSでの相手の気持ちを読んで
「あの人も感謝してくれてるんだ」と
喜ぶ人も多い気がしますが、
ここで喜ぶ人って幸せのピントが外れていて
結果的に不幸な人が多いと感じます。

これこそ別れる決心をするときでは?

自分勝手な人ほど責められたら
「言わなくてもわかるだろう?」とか
「感謝してないわけないじゃないか」とか
結構、簡単に言われますけど、

やっぱりきちんと言葉で伝えてくれないと
貴方の気持ちはわからないし、
だってあなたも私の気持ちは
わからなかったでしょ?ってところ。

こういうと男のくせに女々しいとか
女性っぽいとかいう人もいましたが
そんな人とはやっぱり距離を開けたほうが
人生穏やかに楽しくなるものと思います。

誰の世話にもなっていないようで
誰かの世話になっているのが毎日。

「ありがとう」
「ごめんなさい」

この2つの言葉をきちんと
相手に綺麗に言えるようにだけ
きちんと子どもに教えることが
親ができる「躾」なのかもしれませんね。

自分自身も含めて気をつけたいと思います。

毎日をゲームだと考えてみる

学生時代であれ社会人であれ
子どもであれ大人であれ
悩みのほとんどは人間関係が根っこ。

例えば、仕事をしていたら
定期的に邪魔をしてくるような人や
出来事が起こったりします。

「責任をとらない上司」とか
「自分勝手なのに自分は有能だと思い
迷惑かけてることに気づいてない人」
「モンスタークレーマー」など
キャラクターは盛り沢山(笑)。

でも自分が主人公のドラマなら
ライバル出現やトラブル発生は当然のこと、
もっとストレートに言えば
主人公は敵が付き物なわけで・・・・

何一つ、事件も災いも起きず
なだらかな展開のドラマは
例え、主人公がジャニーズの人気者でも
視聴率は悲惨なことになりそう(笑)。

そう思ったら人生や毎日はドラマ、
いや ゲームだと思えたら
ライバルもトラブルも面白がれそうです。

そしてゲームなんだからリセットも可。

いざとなったら逃げれるんだと思えば
どうにかしなければならないでなく
どうにもしようがないこともあると
いい意味で割り切れそう気がします。

自分の人生は自分が主人公で当たり前。
でも誰かがいたり、誰かが邪魔して
自分の人生なのに主人公になれないのなら
場所を変えることは正しいとも思います。

そう言えば、勉強ができた妻は
「勉強は答があるゲーム」と言ってました。

世の中には答がないことが多いけど
勉強は絶対に答えがあるから
頑張ったら達成できるから面白い。
そんなイメージだったそうです。

私も学生時代に気づいておきたかった(笑)。
でも根っこは似てる考え方。

仕事できる人とか勉強できた人に聞いてみたら
結構同じようなこと言われていたので
知っておくと便利な考え方と思っています。

やる気は やる前には生まれない。

大人になってハッと気づく事が多々あります。

やる気はやる前には生まれない。
これも大人になって気づいたこと。

何かを始める前から
「これはやる意味があるからやろう」
「これは楽しそうだからやろう」
などと考えて躊躇していたら
全然やる気は生まれないもので、

まずはやってみる。
やりきってみて成果が見えた時に
始めてやる気になる。
そんなものなんだと思えたのは
大人になり随分経ってから。
早く気づくべきだった・・・(笑)。

学生時代の勉強もそう。
数学の公式なんか覚えても
人生、何の役にも立たない。
歴史なんか暗記しても大昔のことが
今の時代、何の役に立つねん?

そう思っていましたが大人になったら
学校の勉強って役に立つことばかりで
遅ればせながらビックリした始末(笑)。
大人になって気づく失態を演じています。

大人になり感じる疑問の直接の答えではなく
例えてみたり、置き換えてみたりしたら
いろんな疑問の応用に役に立つのが
学校で習った学問。

そしていろんな勉強をしたら
将来の可能性が増えるのも学校で習った学問。

世の中、学歴が全てとは思っていませんが
極端な話、大学を卒業していたら、
学生時代、優秀な成績を修めていたら、
大人になった時に選択肢が増えるのは事実。

やらないことを正当化するために
グダグダ言ってたことが恥ずかしくなり、
大人になってから気づく事が多くて
もっと素直に聞いておけばよかったと反省。

でも、時間は戻らないけど
今からでも遅くないと思っているので
偏らない知識をこの歳になっても
学んでいきたいと思っています。

このことを娘達にも今のうちに
伝えてあげたいなと思いつつ
あーだのこーだの話が長くなり
空回りして嫌われているのが
我が家のお父さんなのは内緒です。

ユーモアを大事にしたい

私はユーモアのある文章が大好きです。

言いにくいことを相手に伝える時や
相手の行動を注意する時、
特に正論で相手に意見するときほど
どれだけユーモアを交えられるかが
コミュニケーションには大事と思っています。

皮肉めいた発言やブラックユーモアは
今のご時世、よくないものとされてますが、
誰かに真意を伝える際には
言いにくいことも相手にきちんと
伝えられるかは大切なこと。

茶化すわけでもなく、
相手を感情論に進展させずに伝える為にも
様々な形でユーモアは
必要だと思っています。

成功には努力、プロセスは大事ですが
そもそもの話、運の部分が大きいのが事実。
でもなかなか運の存在を
受け入れてくれない人がいます。

そんな時、ジャン・コクトーさんの言葉
「運を信じるべきだ。
そうでなければ、どうやって
あの嫌い連中の成功を説明できる?」
って言われたら つい笑ってしまい
受け入れられそうな気がしませんか?

もちろん、考えや意見が正しくて
筋の通ったものでないといけないのは前提。

でも、正論であればあるほど
偉そうに相手に言っていいと思いがちな人が
マウントを取ってくることで
その人間関係を面白くなくしていますよね?

潤滑油でしかないユーモアですが、
それがないと動きにくくなり、
そして動かなくなるのが人間関係。

ガソリンやエンジンばかりに目が行き
オイル交換を怠って止まった車や

炭水化物やたんぱく質ばかりに目が行き
ビタミン不足で体調不良になる人などに
置き換えてみたらハッとするかもしれません。

十数年以上、捨てられずに本棚に並び
今でも何度となく読み返す
ユーモアに満ちた本が何十冊とある私です。

言いにくいことを相手に伝える前や
相手の行動を注意する前、
特に正論で相手に意見する前ほど
読み返しているのは内緒です(笑)。