欠点と短所は違うもの

日本人は短所を直すものだと思いがち。
でも短所はそう簡単に直せるものでもない。
それならば短所を治すことより
長所を伸ばすことの方が成長する。

そんな話を以前聞いて
妙に納得したことがあります。

確かに物は良いようで
長所と短所は表裏一体、紙一重。

同じ性格なんだけど
「あの人は優柔不断」と言えば短所になるけど
「あの人は慎重なの」と言えばこれは長所。

「短所をどれだけ長所に変えれるか?」
そう思ったら長所を伸ばすって考え方は
腑に落ちる話なわけです。

でもそれが欠点となると話は別。
欠点と短所は大きく違います。

欠点は改めるべきこと…
「時間をきちんと守れない。」
「酒癖が悪い。」など

欠点は擁護も言い訳もできない感じしますが、
短所は十分ではない弱い部分って感じ。
そして短所は長所にひっくり返せるもの。

引っ込み思案や人見知り、
口数が少ない、心配性・・・・

これは全て、
冷静沈着だの
節度があるだの
相手の話をよく聞くだの
几帳面だの
いくらでも長所としても説明できますから。

なんでもなんでもネガティブに
マイナスイメージで受け入れるより
これは欠点なのか短所なのかを
自分でもきちんと把握して理解することが
何より大事だったりするわけです。

自分のいろんな性格を
長所として受け入れてくれる人は
一緒にいて楽しい人、心地いい人だし

短所として攻撃してくる人は
一緒にいて楽しくない人、不快な人。
マウント取ってくる人の必須条件(笑)。

逆になって考えたら
自分は相手からどう思ってもらいたいのか?

そう考えたらやっぱり
自分の欠点と短所を混乱せずに把握して
短所をどれだけ長所に変えられるか?
これってとても大事な考え方になるかと思います。