ここ数日、日中はまだまだ暑いですが、
朝晩は涼しくなりました。
夏が終わるのも寂しい気もしますが
早く秋が来て欲しいですね。
たまに今まで
当たり前のように使っていた言葉が
間違っていたというか
勘違いしていたと気づくときがあります。
営業活動の中で、
お客様と打合せを重ねていき
ご了承を得て契約の合意となった時、
契約書に記名押印して頂くことを
一般的にクロージングと呼んでいます。
26年前に就職し
ハウスメーカーに入社した時から
契約のご判断をして頂く場面を
何の疑問もなく教えられたまま
ずっとクロージングを呼んでいました。
でも、クロージングって言葉は、
「終わり」って言う意味。
売る方からしたら「終わり」に見えても
お客様からしたら「始まり」では?
それならクロージングって言葉は
本来、スターティングって呼んだ方がいい。
そんなことを和田裕美さんの本に
書いてあったのを読んだ時に
なんか「ハッ」としました。
今まで当たり前のように使ってた言葉に
疑問を持ち一瞬でいろんなことを思いました。
そうですよね。
お客様から見たら
契約して終わりじゃなくて、
契約してからが始まりですよね。
昔、家づくりのお手伝いをしていた時、
家を建てたら終わりじゃなくて
家を建ててから私たちとのお付き合いも
本格的に始まりですよねと
言っていたことを思い出しました。
そっか、
契約もしてもらってこそ始まりなら
契約してもらうことは
クロージングじゃなく
スターティングなんだよなと
改めて気づけた気がしました。
先月、50歳になりましたが、
まだまだ勉強中の毎日です。