世の中の大半の人って
いわゆる「縁の下の力持ち」な人、
例えば助演者や脇役、黒子、引き立て役を
何かと周りに求める割には
あんまりちゃんと評価しない気がします。
分かりにくい抽象的なものを求めるのに
分かりやすい数字とかでしか評価しない。
そんな傾向が強い組織が多く、
こういう組織って先で見誤るというか
結果的に続かない気がします。
縁の下の力持ちが
いなくなって気づくケースもあるでしょうが
いなくなっても気づかないこともあるので
なかなか難しいような気もしますが、
一番問題なのは気づけないままなケース。
問題は解決しないまま先送りされて
改善も変化もなく年月が過ぎてしまう。
頑張っても正当に評価されにくくなる。
結果、好き嫌いを超えて
えこひいき、特別扱いが蔓延し
一部の人以外は先が見えないので
辞めていってしまう・・・
次の世代が育たない問題に
繋がるのではないでしょうか?
組織も10人位になってくると
マスコット役になる人が必要。
摩擦や衝突を中和してくれたり
円滑な人間関係の潤滑油になってくれますが
だいたい仕事ができないとかと決めつけられ
辞めさせられるのが多いのも事実。
野球は4番バッターばかりでは勝てない。
映画も主役ばかりでは成立しない。
他人事で見たら分かっているのに
自分のことになったらわからない。
一番問題な気づけないままなケースですね。
今からの時代はこれまでの時代同様ですが
集団でする仕事ほど一層、
適材適所な視点って大事な気がします。
とすれば、縁の下の力持ちは誰か?
このことをしっかり気づいて
しっかり評価してくれる組織が
強いチームになると思いますね。
みんなトップが誰を何を評価しているのか
じっと見ているのも
強いチームの条件ですから・・・。