自分の好きな趣味の
裏話系ノンフィクション本が大好きなので
この手の本を半身浴しながら
毎日読むことが多いのですが、
今回読んだ「確執と信念」って本は
面白くて楽しいひとときでした。
今回も毎度のプロ野球の話(笑)。
スジを通した男たちとして
門田博光、田尾安志、広岡達郎、
谷沢健一、江夏豊と
これまた一癖も二癖もある
たまらないメンツたちのインタビュー。
読み応えのあるやり取りの最後に
筆者 松永多佳倫さんのエピローグに
こんなお話が書かれていました。
膨大な時間をかけて取材してわかったのは
この5人に三つの共通項があったこと。
それは「自分を信じる」
「曝け出す」「非を認める」だ。
(中略)
これらの三つの共通項を携えていれば
必ず一流になれるというわけではない。
ただ、間違った生き方だけはしないはずだ。
常日頃から私も
似たような感じで思う事が多く
改めて確認したような気になりました。
この本の江夏さんの項でも書かれてましたが
「本を読む人はすべて頭が良いとは限らないが
頭の良い人は必ず本を読んでいる。」や
故 野村克也さんの話で有名な
「勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし。」のように
こうやったら売れると言うのはないけど
これをやらなかったら売れない
というものはあると思っています。
要は、〇〇したらうまくいくものは無いけど
〇〇しなかったらうまくいかないことはある
という考え方。
これやったら絶対うまくいくなんてないのに
これやったら絶対儲かるなんて
口車を信じてしまったのが
先日のある芸人さんの投資トラブルなわけで。
美味しいければ売れる
いいものさえ作ったら売れると
主張される方も多いですが
これって本当なんでしょうか?
お客さんの前で
弟子や社員を罵倒する親方や経営者のお店は
一度は買っても買い続けないでしょうし、
そもそもずっと付き合い続けたいと
思えるようないいお客さんは
こんな店にまず行かないって話にも
言い換えられるのではないでしょうか?
一度は買ってくれるかもしれないけど
買い続けてはもらえないって感じの方が
しっくりくるかもしれません。
時間を守る
笑顔で元気よく接する
相手に敬意を持つ
マウントをとらない など
これができないと結果的には
自分達が本来望んでいるお客様には
選んでもらえないってことを再確認し
徹底することの方が
先にやることなんじゃないかな?と
改めて思った半身浴での読書でした(笑)。
有意義な1週間でした・・・。