学校は勉強をしにいくところではない。
周りの人と競って負けることで
自分の得意なことや
自分の才能を見つめるためにいく。
こんな言葉を聞いたとき
なるほどと腑に落ちたのであります。
他人との当たり障りのない付き合い方や
波風立てずに過ごす処世術など
いろんなこともあるのでしょうが
自分にとって得意なことは何か?
気づくことができるのも
学生時代に一番チャンスあります。
何でも好き勝手にしてよくなると
やりたいこととか好きなことしか
接することがなくなりますが、
興味なくても
いろんなスポーツをやってみたり、
やったことのない実験してみたり、
弾いたことない楽器に触れてみたり、
そんな経験の中で
新しい気づきや
楽しいと思えることに出逢えるわけで。
勉強はあんまりできないけれど
マラソンだったらみんなより速いとか
クラスで一番絵が上手とか
自信が持てる何かに出逢えるかもしれない。
工作で入賞したことがきっかけで
将来、ものづくりの世界に進んで
一生の仕事になるかもしれない。
そう思ったら
学校は勉強をしにいくところでない・・・
言い換えたら勉強だけをするところではない。
自分にとって得意なことや才能が何か?を
見つけるために行っている。
向いていないと思ってたことが
実際やってみたら実は自分に向いていると
気づけることが多いのも世の常。
そう思ったらいろんな経験ができる
素晴らしい機会だと再認識できますね。
「今、学生時代に戻れたらもっと勉強する」
よくこういった謎の言い訳をするのも
おっさん特有の発言なのですが(笑)、
今なら私は
「今、学生時代に戻れたら
もっといろんなことをやってみる。」
そんな風に考えるような気がします。