容易く仕入れる情報からは
大差ない情報しか手に入れられない。
でも、誰もがスルーするような情報からは
非凡なアイデアを生み出すきっかけを
つかめるかもしれない・・・。
今まで興味なかったジャンルの本を
立ち読みしていたら
知らなかった常識が書いてあった。
新聞を読んでいたら
聞いたこともない人が紹介されてて
それが趣味になったきっかけになった。
初めて訪れた街を歩いてみたら
今まで思ったこともなかったことや
新しい習慣に出逢って衝撃だった。
偶然や遠回り、無駄なことに
人生は「気づき」や「面白さ」があると
日々、思っているのですが、
これがあながち外れていないと
思う話を先日、知りました。
社会学者マーク・グラノベッターさん曰く
「人生において有益な情報は、
親しい友人や家族ではなくて、
意外にも【弱いつながり】の人から
得ている場合が多い」のだそうです。
親しい友人達とは
同じような話になりがちですが、
挨拶程度の知人と初めて話し込んだ時の方が
知らなかった情報や気づきに
確かに出逢えることが多い気がします。
ここ2年のコロナ自粛で
なんとなく話す程度の
弱いつながりの人との接触が減ったことで
孤独感が増したと言う人もいるそう。
日常も元に戻ってきつつありますが、
生活のリズムが変わり
考え方、価値感も変わってきました。
でも家に籠りっぱなしにならず、
外に出て【弱いつながり】の人との時間も
積極的に作ることは大事ですね。
※今回の記事は廣田周作さんの
「世界のマーケターは、
いま何を考えているのか?」より
一部抜粋させて頂きました。