12月になりました。
今年ももうわずか。
いい一年であったと思えるように
残り数日を大事に過ごしていきます。
「人が信頼しあえるのは
お互いの悩みを共感したとき。」
先日、そんな話を聞きました。
言われてみたら妙に納得します。
何か楽しいことがあるから一緒にいる人より
これといって何もないけど一緒に入れる人の方が
実は一緒にいて幸せな相手って話に似てます。
楽しさを共有するから仲良くなるのではなく
悩みに共感しあえたから仲良くなった。
自分の人生を振り返ったら確かにそうですね。
楽しいだけの関係は結局長続きしてないし、
うわべだけの関係って気がしますが、
悩みを共感したり一緒に頑張った仲間は
何年経っても大切な関係だったりします。
新人時代の上司が酔っぱらったら
「苦労は共に、心は一つ。」と
よく絡んで言っていました。
当時は、面倒くさいなと思ってましたが
歳をとるとなんか妙に沁みてきます。
結局のところ、言葉がどうこうでなく
絡まれるのが嫌だっただけでしたね(笑)。
住宅営業マン時代を振り返ったら
確かに私はよく共感していましたね。
提案も商品もいいものだったことは前提。
でもそれだけじゃ売れないのが販売の世界。
(いいものさえ作ったさえ売れるのなら
世の中の真面目な会社はみんな成功します。
いいもの作っても伝えきれなかったら
買ってもらえないのが販売の世界。
だからみんな苦しむわけです。)
家づくりをすると決心したことを称える。
家族間で一番弱者の味方になって話を聴く。
臭いものに蓋をしない。
無理強いしない。
娘は本当に可愛いとただ熱く語る・・・・。
そして、相手の悩みをはっきりさせて
共感して一緒に悩んで
その人の答を見つけていました。
(時にはその答えを手伝えるのは
私では無理なので笑顔で
サヨナラしたこともいっぱいあります。
時間の無駄とは思ってません。
その代わり1~2回の打ち合わせで
方向性は決めさせてもらってました。)
親友って一緒に悩んだり
励まし合ったりした仲間だったよなって
想い出したらどんな人間関係も同じって
ふと気づいたときがあったのがきっかけ。
もちろん、仕事だけでなく
家庭でも友人でもどんな世界でも
一緒に悩めることが人間関係には
一番大事なのかもしれませんね。