偏りがちな見方に注意!

最近、本を読んでいると
どんなジャンルの本を読んでいても
「バイアス」って単語がよくでてきます。

バイアスとは、偏った見方といった意味。

昔からある言葉なのでしょうが
最近、本当よく見かけるようになりました。

おそらくネットやyoutubeを使うことで
捉え方が偏ることが多くなっているから
一層、最近言われるのでしょうね。

例えば「確証バイアス」の意味は、
自分の考えや仮説に沿うような情報のみ集め、
仮説に反するような情報は無視する傾向。

Aと言う考え方とBという考え方があり、
自分はAの方が正しいかな?と思ったら
ネットでAの方が正しいと言っている
意見や情報ばかり集めて、
Bの情報を集めないどころか無視してしまう。

そんな風にしていくことで
考え方がどんどん偏ってしまうようです。

そういわれたらビジネスも派閥も宗教も
確証バイアスが強化されていくことで
成立していくことが多い?

そう思ったら発信側は、
バイアスをうまく利用したほうが
優位にたてるし金儲けもできる。

逆に受信側、受け手側なら
どちらの意見にも耳を傾けた方が
冷静に判断できることに気づきます。

「偏った見方をしない」ことは、
自分から見た相手を客観視して判断するよう
自分を戒めるために大事ですが、

逆の立場で考えてみたら
そもそも相手にそんな風に偏ったように
思わせている自分の発言、行動、態度を
見直す機会にもできたほうがいいですね。

評価は自分がするのではなく
他人がするものだとしたら
バイアスという見方そのものを知ることが
自分にとって大きなヒントな気がします。