目的と手段を混乱しない方がいいといった話。
工事中の現場でブロックを積んでいる
職人さんが3人いたので各々に
「何をしているんですか?」と聞いてみました。
Aさんは「ブロックを積んでいる。」と答え、
Bさんは「壁を作っている。」と答え、
Cさんは「外構工事をしている。
この家には幼い子がいて飛び出したら
危ないから。」と答えました。
同じ仕事をしているのに答が3人とも違う。
これって何か大きなヒントが隠されてて
捉え方によっては毎日の充実感が
大きく変わるような気がしています。
人には、何かしらにつけて目的があり
その目的を達成するために
数ある中から手段を選んでいます。
同じことをして周りが満足してる中で
満足できない人って結構いますが、
そういった人は手段が目的になってしまって
そのことをやる意味や理由、
自分の幸せや満足にどう繋がっているのかが
曖昧になっているように思います。
確かに、幼い子供の安全のために
その家族が仲良く暮らせる為にと思ったら
その仕事の意味も意義も感じますが(目的)、
ただブロックを積んでいるだけって思ったら
(手段の一つでしかないのに目的と錯覚)
面白くもないし満足もあまりないでしょうね。
同じ仕事でも全然違う感じ方になるのは
自分の心の持ちようとすれば、
満足いく日々を過ごせる秘訣は
今すぐにでも変えられる自分の考え方次第。
上手くいかない人ほど
上手くいかない方法に執着して
手放せず結果が変わらないことが多いので
開き直って見方を変えてみたら
明日から見える景色も変わるのでしょう。
そんなことふと思った梅雨の一日です。
(今年の梅雨入り、早すぎましたよね(笑)?)