よき人間関係はプロレスである。

今年も後5日で終わりです。
1年過ぎるのは本当に早いですね。
今年を振り返り、新しい抱負を胸にして
来年、新しいスタートを切れるように
1年のまとめをしています。

昨日はクリスマスでした。
今年は24日のイブではなく
25日に家族でパーティーをしたのですが
子どもは学校、奥さんは仕事だったので
晩御飯は私が一人で作りました。
一人でキッチンに立ち、楽しい時間でした♪


(昨晩のご飯です。いい感じでしょ?)

皆さんのお子さんはいつまでサンタさんを
信じていましたか?
我が家の2人の娘は、小6と小4なので
さすがにサンタさんは誰なのか
もう知ってはいるのでしょうが
まだお互い、トボけたままの状態です(笑)。

なので24日の夜、クリスマスツリーの下に
未だにプレゼントを置いています。

私が幼かった頃は枕元におもちゃを
置いてもらってましたが、
小3の秋頃に不意に父に
「サンタの正体って知ってるん?」と聞かれ
「うん、父さんやろ?」と答えた瞬間から
サンタさんが来なくなりました(笑)。

12月にプレゼントの希望を言ったのですが、
「サンタさんがいないこと知ってるんやから
もう今年から来ないやろ?」と
父に拒否されたあの日から
自分が親になったら我が子にもしてやろうと
企んでいるイジワルを察知しているのか
娘たちはいまだに面と向かってサンタの正体を
言ってこなかったりします(笑)。

でも、お互い知らないフリして
いい意味でとぼけてやり取りする
プロレス的な関係ができていることを
実はこっそり親として喜んでいます。

何故なら円滑で楽しい人間関係は
プロレスができないとうまくやれないので
それを幼いうちから教えられているからです。

(ちなみに私はプロレス大好きな側から
発言していますので、揶揄ではなく
愛を持ってプロレスに例えています♪)

真実だからと言って
ズケズケ言っていいわけではありません。
自分が正しいからと言って相手を責めて
やっつけていいわけではありません。

そんな感じでお互いの意見を尊重し、
受け合いながら関わっていくことが
できるように育てているつもりなので
それが実感できる機会なのです。

父ちゃんのことを傷つけないように
気を遣っているだけかもしれませんが(笑)。

例えば、同じ友人達と呑んでたら
同じ昔話を繰り返すときも多々あります。
それを鬼の首を獲ったかのように
「前にその話は聞いた。」と
話の腰を折ってくる人ほど
会話がつまらなかったりしますし(笑)、
一緒にいるのがしんどくなったりします。

それを笑って聞いて話しさえすれば
楽しい時間が過ごせるわけで
同じ話でもそれを受けて膨らませれる方が
人生100倍楽しいのになと思うわけです。

正しいか正しくないかといった基準だけで
判断する「正論バカ」にはならないように、
相手を立てていい意味でやり過ごせるように
時にはサンタの存在をとぼけながら
やりとりできるような術を身につけれるように
もうしばらくの間は娘達ともトボけて
クリスマスを過ごしてみようと思っています。

とは言え長女は来年、中学生。
もう今年で終わりなのかもしれません(笑)。

年内のブログ更新はおそらく今回が最後かな?
今年一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
皆様にとってご多幸ある1年でありますよう
心から祈念申し上げます。

リーダーの器

先日、面白い話を聞きました。

銀行の世界で
「成功する支店長」と
「失敗する支店長」の違いは何か?
といったお話。

以前の金融関係の仕事が勢いがあった頃。
銀行は各地にまず営業所を作って、
軌道に乗れば営業所は支店と変わり、
所長は支店長になっていったようです。

所長は営業所立ち上げするときに
それまでの店舗から部下を一人自分で選んで
連れていけたのですが、
成功した支店長は同じような理由で
人選をしていたとのこと。

どんな人を連れて行ったと思いますか?

成績が優秀な人?素直な人?とか
いろんな人物像が頭を浮かびましたが、
成功した支店長が連れて行った人は
意外にも「一番嫌いな部下」だったようです。

もちろん致命的な問題がある人とか
人としてどうしようもないのは別でしょうが、
一番嫌いな部下は、だいたい考え方や
性格が違う人であることがほとんど。

気が合い同じ方向を向いている部下の方が
なにかと楽ではありますが、
見落とす部分や新しい発想が生まれにくい。
馴れ合いになったり
お互いが気遣えなくなることもしばしば。

何より一番嫌いな部下を連れていくのは
傍目に見ても器量がある証拠。
結果、支店長として成功して
本店に戻っていくわけです。

方向性や方針が確立されている組織なら
同じような価値観の人もいいでしょうが、
新しく道を築いていくときは
違う方向を見ている人も多い状態なら
方向を定めていくためにも配慮や
緊張感もあって成果がでるのでしょう。

「組織はリーダーの器以上にはならない。」

この言葉も同じような意味だとすれば
自分の器を広げるためにも
嫌いな部下をも受容できることには
歳だけ食った親分にならないためにも
チャレンジしないといけないですね。

「やったら しまい」

今日は2020年12月13日。
亡き父の命日です。
亡くなったのが1990年でしたから
今日で30年経ちました。

当時高校3年生だった私も
今では50歳前のおじさんになりました。
年月の過ぎる早さに改めて驚いています。

30年も経つと父との想い出も
随分薄れてきたように感じますが、
頭の中にある「映像」や「写真」は
どんどん色褪せていくも
口癖や躾などの「言葉」は逆に
どんどん色濃くなっていくような気がします。

例えば、亡き父に口酸っぱく言われた事は
「挨拶をしろ」
「部屋を出たらドアはきちんと閉めろ」
「履物は揃えろ」
この躾の3つの言葉でした。

私と長女の年齢差は私と父と一緒。
成長のタイミングも一緒なこともあり、
今では同じことを娘に言ってます(笑)。

娘に言いながら昔言われてた自分を思いだし
一人で半笑いになっています。

そして、亡父はよく
「やったらしまい」って言葉を
口癖のように言ってましたね。

「(どんなことも)やったら終い(おしまい)」

やりたくないけどやらないといけないことって
日々の生活の中でもたくさんあります。
それをブーブーと愚痴ってダラダラやるなら
さっさと終わらせてしまったほうがいい!
そんなニュアンスだったように思います。

改めて思うのですがこれって結構、
私の中の骨であり、肉になっています。

嫌なことだったり、やりたくないことだけど
やらないといけないことほど先に始める考え方。
ご飯食べてても嫌いなものほど先に食べて
好きな食べ物は最後に味わって食べる感じ?

どんなことも取り組んだら
必ず終わるって考え方。

「誰がしてもいい仕事はみんなの仕事。
自分がやったら損だからやらずにいよう。
誰かがやってくれるから楽しよう。」

そんな考えでは生きれなくなりましたが(笑)、
おかげでそれでは見えなかったものが
見えるようになり分かるようになり
改めて有難かったなと50歳前の今、
しみじみ思っています。

考え方は人それぞれですが、
親分と言うか人の上に立つ人こそ
実はこんな考え方が必要なものなのに
できない親分が実になんと多いことか(苦笑)!

「人の上に立つこと」と「偉そうにすること。」
「人の上に立つこと」と
「部下を道具や駒のように使うこと。」
「人の上に立つこと」と
「しんどいことを部下に押し付けれること。」

これらは全く意味が違うものだと
歳とってから一層、理解するためには、
この言葉は本当に大切だなと思っています。

「やったらしまい。」

積極的に取り組む姿勢ってとても大切で
何歳でも忘れてはいけないことですから。

もしかしたら親から引き継ぐ遺産とは
お金や不動産ではなくて
価値観や躾、生き様かと思います。

30年経ってそう思えるのなら
幸せなのかもしれません。

父さん・・・・
別れてから随分、時間が経ちましたね。

私の家族を逢わせたい気持ちもありますが、
ふたりでサシ呑みしながら
いろいろ語り合いたいです。

まだ逢うには早いですから(笑)
随分先の天国で逢うことあれば
酒の一杯もご馳走しますね。


(45年くらい前かな・・・)

流行歌

12月になりました。
今年ももうすぐ終わり。
相変わらず1年過ぎるのは早いですね。

子どもの頃は年末になると歌番組が増えて
流行った歌謡曲を聴きながら1年を振り返り
なんだか胸が踊ったものです。

時代が変わり、大衆文化も多様化したせいか
音楽の立ち位置もすっかり変わりました。
自分が歳とったせいもありますが、
音楽が日常から遠ざかっていったせいか
年々その年に流行った曲が何かなんて
さっぱり分からなくなってきました(笑)。

レコードなんて言葉がもう死語でしょうが、
日本レコード大賞や紅白歌合戦なんて
テレビの前にかじりついて観たものです。
そんな時代を過ごしてきたからか
今でも歌謡曲が大好きだったりします。

流行歌っていいですよね。
今でも昔のヒット曲を聴いたら
「あ~、この時は中学3年生だったな。」とか
一瞬でその時に自分は何歳だったか
思い出せたりします。

もちろん流行歌以外でも思い出せるので
歌にこだわっている訳でもないし、
昔を美化して懐かしんでいる訳でもないですが、
ふと自分を振り返れるような
道標があることはいいことと思っています。

流行歌ってそんな意味合いが強いですね。

私は今年48歳になり4回目の年男でした。
12歳は小6なので最後の小学生の1年(笑)。
24歳の時に社会人になった年で
36歳は結婚した年でした。
振り返れば、人生の区切りが続いています。

今年は何があっただろう・・・・。
個人的なことではないですが、
コロナで世の中の価値観や考え方が
大きく変わった一年でした。

今年は思うところあり、
公私共にいろいろ行動した1年でした。
先で振り返った時に
今年チャレンジしたことが意味あればいいな・・

そんなこと思いつつ
今年一年の締めくくりを始めています。
みなさんもラストスパート頑張ってください!