商売繁盛の神様

今日は、商売の神様のお話を…。

東北地方と言うか仙台市には
商売繁盛のご利益があるとされる
「仙台四郎」なる神様がいるそうです。

実在した人物のようで、
今でも仙台ではある種、キャラクター化されて
「四郎自身が選んで訪れる店は繁盛する」と
いろんなお店で祀られているようです。

先日、夕食を食べに行った飲食店で見かけ、
仙台四郎のことを知っている知人に
そのことを教えてもらいました。

ちなみにこの仙台四郎さん、
私とかなり似ていて、笑ってしまいます。
奥さんにも娘にも言って写真みせたら
「似てる。」と笑われました。


(仙台四郎さんです)

若い頃ならそう嬉しくもないですが(笑)、
いい歳になってくると
商売繁盛の神様に似てるというのは
悪い気はしませんね。
むしろ、商売している身としては
ありがたい話と思います。

実際の話。
奥さんによく言われるのですが
旅先や外食で、私と一緒に行った飲食店は、
空いているからと入店した店も
食べ終わって帰るときには
お客さんでいっぱいになっていることが
多々あるようです。

仙台四郎さんのエピソードを話した時も
「一緒やん。」と言われました。

実はこの話、高校時代から
自分自身も思っていました。
なぜか私の行った店ってお客さんが
後からたくさん入ってくること多いのです。

そんな背景があり、
商売繁盛の神様で、
なおかつ見た目が似ている・・・。
他人とは思えませんでした(笑)。

子どもの頃から友人にも恵まれ
社会人になってからも
本当にたくさんの目上の方やお客さんに
可愛がってもらう毎日です。

何より、ステキな奥さんもいて
可愛い娘も2人いるのですから
人生ヨシ!としないと怒られます。

そんなこともあり、これから
「姫路四郎」と名乗るか思案してます♪

若い頃は、
「もっと背が高く生まれたかった。」
「もっと男前に生まれたかった。」
と思いましたが、
「周りに人が溢れている」ことの方が
全然、ラッキーですね。
(そう思えるには時間がかかりましたが(笑))

これからも商売繁盛のサポートができるよう
仕事に家族、友人関係に頑張ります!!

「志を得ざれば再び此地を踏まず」

朝晩涼しくなって過ごしやすくなりました。
このまま秋になっていくのでしょうか?
暑い夏はイヤですが、
夏が終わるっていうのも寂しいですね。

先日、野口英世さんのことを
深く知る機会がありました。

医術開業試験受験の為、19歳で
上京するときに生家の床柱に
医師になる決意を刻みました。

「志を得ざれば再び此地を踏まず」

医師にならない限り、故郷には帰ってこない。

19歳でそこまでの覚悟と決意を持ったこと。
驚くとともに感心してしまいました。

このような偉人と自分を比べること自体、
おかしいのかもしれませんが、
私のような50歳前の凡人でも
まだ覚悟を決めて決意する機会があるでしょう。

その時には私も決断できる勇気は
持っていたいと思った夏の終わりです。

追伸

野口英世さんは19歳で上京、
21歳で医師資格を取り、24歳で渡米。
39歳の時、2か月だけ帰国するも
そのまま日本に帰ることなく、
51歳の時、黄熱病で亡くなられました。

36歳の時にお母さんからの手紙が
届くのですが、この手紙読んだら
涙がこぼれてきました。

何回も「はやくきてくたされ」と
書いてあります。

「早く帰ってきて。」
「いつ帰れるか教えて。」
我が子を待つ母親の気持ちが
全体から滲み出ています。

若い頃なら息子目線で読んで
そんな風に思うのかなと感じたでしょうが、
今は、お母さん側の目線になりますから
読んでて同じような気持ちになりました。

「親孝行したいとき親はなし。」
親孝行できてるかと自問自答して
何もできてないように思いました。

来週は敬老の日。
時間作って家族で、
母親に会いにいきたいと思います。

子どもは絵本をたくさん読んだ方がいい

9月になってから朝晩は、
少し暑さも和らいできました。
ちなみに今年は「8月の平均温度」が
過去最高の暑さだったようです。
コロナにも注意ですが、
まだまだ暑さにも注意ですね。

今回は児童文学者であり、
翻訳者でもある渡辺茂男さんの言葉をご紹介。

「実在しない生き物が
子どもの心に椅子を作り、
それらが去った後に実在する大切な人を
座らせることができる。」

いかに子どもにとって、
ドラえもんやアンマンパンに夢中になることが
意味があり、素晴らしい事なのか…

子どもたちが大人になったとき。

大好きな誰かに出逢えたときに
その大好きな相手を大切にするためにも
心の椅子が1つでも心の中に持ててるように
大人は手伝ってあげないといけないですね。

今のような簡単に情報を手に入れられる時代、
実在しない生き物と触れ合うのは
手段は何でもいいと言われる人も多いでしょう。

ただ、ネットやDVDは便利ですけど
簡単に情報がたくさん入ってくる分、
深く考える行為は少ないように思います。

やっぱり、絵本や本を読んだ方がいいかな?

実在しない生き物だからこそ
想像力を膨らまさないと
心に椅子が作れませんし、
誰かが椅子を与えてくれないと
心の中に置けなくても困ります。

人生の答えは自分で作り出すもので
他人が与えてくれるものではありまえん。
それをお金で買おうとしても
ヒントは買えても答えは買えませんから。

映画やドラマ、アニメも面白いですが、
登場人物の心理状態や本音は
小説や漫画ほどわかりにくいもの。

行間に滲み出てくるト書きが
絵本や本にはあって、
それこそが頭の中で絵が描ける
最大のヒントなわけですから
デジタルが全て正解でなく、
アナログの素晴らしさも
活かしていきたいですね。

大きくなってきた今、
youtube見たりしてる娘達ですが、
それこそ10歳くらいまでは
夫婦の方針で、絵本と本を読ませてました。

デジタルを有意義には活用したほうが
いいのはこのご時勢、分かってます。
なので、成長に応じて触れさせてます。

流行りもあるでしょう。
便利もあるでしょう。
でも、デジタルでは得られないものも
あると思っているので、
アナログな読書も大事にしてほしいです。

テスト勉強、特に暗記は
鉛筆で紙に書いてナンボといった
昭和テイストな方針も含めて・・。

ちなみに私が読んだ小説を
長女はその後、すぐ読破して
父ちゃん以上に理解してました(笑)。
スゲー!

どうやら読書も楽しんでるようです。

こうやって、心に椅子を一つでも多く持って
我が人生を謳歌して欲しいものです。

「人はやらなかったことを最も後悔する。」

前回、97歳で亡くなられた
内海桂子師匠のお話を書かせてもらいました。

人生の先輩として、高齢の方の経験した話を
色々聞いたり、読んだりするのもいいなと
思っていた先週末に突然、
奥さんのおじいちゃんが亡くなりました。

内海桂子師匠より1年長生きの享年98歳。
大往生の人生でした。
前日まで元気だったようで、
長く苦しむこともなく旅立たれたことは
よかったかなと思います。

コロナの影響でお通夜は奥さんのみ参加。
告別式は私も参加したのですが、
こういった機会は自分自身の人生のことを
色々考えさせられます。

1回しかない人生ということを言い訳に
好き勝手に生きたい気もしますが、
他人様に嫌われて知らん顔されたり、
子どもに迷惑かけていい訳もありません。

失敗しても仕方ないですが、
ただチャレンジだけはしていって、
悔いなく生きたいとは改めて思いました。

「人はやらなかったことを最も後悔する。」

うまくいかなかったとしても、
結果、私たちは失敗を正当化して語れますが、
何もチャレンジしなかったことについては
正当化ができません。

要は、何も試みなかったら
うまくいかなかったことの言い訳すらする
根拠がないわけです。

また、一説には
人は10代の時に手にできなかったものを
生涯、執着する傾向があるそうです。

それが学歴なのか、友情なのか、
恋愛なのかは人それぞれですが、
自分自身や周りの人をに見ても
あながち外れてないかもしれません。

後、人間は歳を重ねていくと
良いことだけ都合よく覚えていて、
悪いことは忘れていくようですから、
失敗ばかり一杯しても
いろんなことに挑戦したほうが、
歳をとったときに幸福感が増して、
孫に武勇伝が語れるそうです(笑)。

お金をたくさん儲けないと
世間で言う「成功者」にはなれませんが、
失敗ばかりしても挑戦し続けたら
「幸せな人生」だったと思えるのなら
悔いなく生きるためにも
何か新しく興味を持ったことに
チャレンジしていきます!

最後に私の大好きな
ネイティブアメリカンの教えをご紹介。

「あなたが生まれてきたとき、
周りの人は笑って、
あなたは泣いていたでしょう。

だからあなたが死ぬときは、
あなたが笑って、
周りの人が泣くような人生をおくりなさい。」

こんな人生がおくれるように精進します・・・。