今日はバレンタインですね。
女の子のお祭りです。
我が家は一昨日に家族みんなから
チョコもらいました。
義理チョコでないことを祈ります(笑)。
そろそろ娘たちが
好きな男の子にあげて、父ちゃんのチョコは
おまけみたいになっていくのでしょうが、
大きくなったなと成長を喜びたいと思います。
さて、今日は唐突に「美学」のお話。
美学とは、いろいろ意味もあるのでしょうが、
私は「価値観」のことだと思っています。
例えば、プロ野球選手で言えば
王さんと野村さんが対照的ではないでしょうか?
ボロボロになる前に引退した王さん。
ボロボロになるまでやり遂げた野村さん。
どっちが好きか嫌いかは置いといて
これは各自の美学であり、
私はどっちもカッチョいい!と思ってます。
あと、何の世界もですけど、
「偉くなるほど、強くなるほど謙虚な人」が
私はとても素敵だと思っています。
自分が偉くなったと勘違いしている人は
たくさん見てきましたが、
「正直、かっこ悪いな。」としか思ってません。
それでもそんな風になりたい人も
たくさんいるわけなので
外野がどうこういうものではないのでしょうが、
結局はどうでありたいか?
各自の美学に委ねられるものなのでしょうね。
ただ、その姿勢に
好き嫌いはあるのも仕方ないですけど。
私は勝者が敗者に向かってする
ガッツポーズは好きではありません。
負けた相手の傷口に塩を塗りこむのも
いかがなものかと・・。
元阪神の中軸だった掛布さんは
たしかホームランを打っても絶対しなかったと思います。
確か野茂さんもガッツポーズはしなくて
王さんも世界記録を達成したときに
バンザイ?したくらいではないでしょうか?
日本人は相撲で言う「心技体」を
勝者に求めます。
そういう考え方を美しいと思うのでしょうね。
「そういうスポーツだから」とか
「まだ若いから」とかいいますが
中学生くらいの子が「チョレイ」とか言ってる様を見ると、
全然エレガントではないなと思ってしまうのです。
まぁ、これも好き嫌いなのでしょうから
私がどうこう言うのはよくないのでしょうが・・・。
優勝した瞬間とかなら
納得もするのですが、
いちいちポイントとるたびに
何度も言われると、
「なんだかな~。」と
阿藤快さんみたいに言いたくなるので
あのスポーツは見なくなりました(笑)。
結局、好き嫌いとはいえ、
「対戦相手に対して敬意があるかないか」は、
大人として、
男として、
人間として
持っておきたいと思うのが
私の美学ということですね。
そう思ったら
昔は全然好きではなかったですが、
何歳になっても
立ち位置が変わっても
いつまでも選手であり続ける
サッカーの三浦知良選手は本当に素敵ですね。
あの人の美学は、
この歳になると本当に素晴らしいと思います。
誰がどんな考えでもいいのですが
自分で納得のいく姿には、なっていきたいですね。