何事もスタートで、ほぼ決まってるのかもしれない・・・。

私は音楽が大好きです。

ブルースやR&Bといった黒人音楽から
昭和歌謡曲・沖縄民謡までいろいろ好きです。
(日本の昭和歌謡曲は、
世界に誇れる音楽と思っています。)

どんなミュージシャンでも興味を持ったら
まず最初はベスト盤とか名盤と言われるものから
購入して聴きがちですが、
もし可能ならファーストアルバムから聴く事にしています。

それには理由があります。
自分が好きなミュージシャンはもちろんのこと
名を残すような有名なミュージシャンには
共通していることがあるからです。

それは、
「そういったミュージシャンのファーストアルバムは
絶対といっていいほど1曲目が<名曲>でカッチョいいのです!」

商業的に売れてる、
売れていないといった評価も大事ですけど、

大衆音楽でも「芸術」として考えるのなら
「カッチョいい!」か「カッコよくない」か
「鳥肌が立つ」か「鳥肌が立たない」かいった
シンプルな評価って大事だと思うのです。

(「芸術」ではなく「興行」でなら考えは別です。
それはまたの機会で熱く語りたいと思います(笑)。)

例えば、
ビートルズのファーストの1曲目は
「I SAW HER STANDING THERE」

ローリング・ストーンズのファースト(英)の1曲目は
「ROUTE 66」

ブルー・ハーツのファーストの1曲目は
「未来は僕等の手の中」

RCサクセションのバンド編成後のファーストの1曲目は
「よォーこそ」

もう挙げだすととまらない、
かっぱえびせん状態になってきます(笑)。

でも、音楽の世界に限らず
もしかしたら最初の1歩目で行き先が決まってしまうことも
世の中には多いのかもしれません。

そんなこと言ったら
「最初で全て決まるのなら途中で努力しても意味がない。」と
言われる人もいらっしゃるでしょう。

でも、そんなことを言いたいのではなく、
それまでの過程や現実を見なかったことにしたり、
うやむやにしたままで、
途中から大きく軌道修正できることは、ほぼほぼ無くて(難しくて)

一度、立ち止まって
「まず自分たちの行く先はどこなのだろう?」といったことを
考え直してから、また新たに進む先を決めて進んでいかないと
行き先は なかなか変えられない と思うからです。

そんなことをもう一度、確認しながら
その人にとっての行き先を考え直してみるヒントを考えていくことが
私のできるお手伝いなのではないかと思っています。

答えは自分の中にしかないですから。

自分のとっての答えを導くためのヒントに
最初から耳を傾けてスタートできたから、
もしかしたら、素晴らしいミュージシャンの
ファーストアルバムの1曲目は<カッチョいい名曲!>なのかもしれません。

(フォーク時代(これもよかったのですが)を経て
新しくバンド編成で再スタートしたRCサクセションも
忌野清志郎氏がもう一度、考えてバンドとしていくのなら
個人ではなくメンバーとして考えていったらどうか?と思ったから
「よォーこそ」なんていうメンバー紹介の曲から
再スタートしたと勝手に思っています(笑)。)

結局、今回も長く語ってしまいました・・・・・・・・。
ご清聴ありがとうございました。